①歴史・背景
秋田県南秋田郡五城目町に位置する福禄寿酒造は、江戸時代の元禄元年(1688年)に創業した300余年の歴史を持つ老舗蔵元です。
蔵の建物である上酒蔵や下酒蔵は国の登録有形文化財にも指定されており、歴史的な風情を色濃く残しています。
長きにわたる伝統を守りながらも、現代の酒通をうならせる丁寧で高品質な酒造りを継承し続けています。
②ブランド・思想・位置づけ
代表銘柄である「一白水成」は、「白いお米と水から成る一番うまい酒」という意味が込められて生まれた純米酒ブランドです。
地元・五城目町の生産者と密に連携する「五城目町酒米研究会」との共同歩調を大切にし、地域に根ざした素材選びを徹底しています。
その中で「一白水成 Premium 2023」は、前年の秋に収穫された酒米のデータを吟味し、その年に最も酒造りに適した優良な米だけを厳選して仕込まれる、極めて数量限定の純米大吟醸規格の逸品です。
③酒質・味わい・特徴
グラスに注ぐと、心地よく落ち着いた吟醸香がふわりと立ち上がります。
精米歩合45%まで磨き上げた酒米のポテンシャルを最大限に引き出しており、口に含むと雑味のない透明感と、お米本来の上品でふくよかな旨味が広がります。
きれいな酸味が全体の輪郭を引き締め、すっきりとしたキレを生み出すため、ボディの軽やかさとコクのバランスが非常に優れています。
④評価・支持される理由
日本酒ファンからの信頼が厚い同ブランドの中でも、年間を通じて特別な存在感を放つフラッグシップ的な限定酒として高く評価されています。
素材の良さと蔵元の技術が結晶したリッチな味わいは、特別な日の乾杯やじっくりと美酒に向き合いたい夜の晩酌にぴったりです。
素材の持ち味を活かした繊細な和食などの食中酒としても、料理を引き立てながら抜群の相性を見せます。
⑤総括
一言で表すならば、五城目の豊かな風土と厳選された米の個性が美しく調和した、気品あふれる極上の純米大吟醸です。
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